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石オタ3 ~映画つながり [よもやま話]

映画ネタでもう一つ

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読めますか?
なかなか読みづらいのは確かですけど、現地で見れば比較的すっきり読めるはずです。
東横映画株式会社京都撮影所
となっております。

東横映画というのは、戦前に存在したプロダクションで、戦後になって複数社と合併した結果、東映となった会社です。言うなら、東映の前身の一部といったところです。

ちなみに、この写真を撮った場所ですが、蚕ノ社こと木嶋坐天照御魂神社です。え~と、これで「このしまにますあまてるみたまじんじゃ」と読むんですけど、普通は覚えられません。それはそれとして、上の写真の正体は、境内の西端にある末社の鳥居です。その鳥居が東横から奉納されたということなんでしょうね、やっぱり太秦は(かつては)日本のハリウッドだった、というところでお開きにしておきます。

「京都クルーズ・ザ・プロフェクト」のWEBサイトもご覧ください。
http://kyoto-cruise.sakura.ne.jp/






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石オタ2 ~映画つながり [よもやま話]

映画のプロダクション関連でいえば、島原の住吉神社にもおもしろいものがあります。これまた瑞垣の奉納者名ですが「日本活動写真株式会社 京都出張所」と刻まれたものが確認できます。日本映画草創期のプロダクション(現在の日活の前身)ですね。こういうのを見つけると、京都って映画の都だったんだなぁってしみじみ感じてしまいます(「かつては」を外すことはできませんけど)。

ちなみに、ちかくの灯籠には「尾上■之助」の名前も。松之助と読みたいところはヤマヤマなんですけど、いかんせん、摩滅が激しくて、残っている部分だけで判断すると「巳之助」とも・・・

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石オタ [よもやま話]

前回の投稿で石碑の話をしましたが、石碑の碑文解読っていうと、何かメチャクチャ難しそうな話に聞こえます。でも、もっとラフに考えてもらってもよろしいかと。確かに漢文で書かれた長々しい文章をさっと読み解くには、それ相応の知識ないしテクニックは必要ですけど、そんなのばかりではありません。

たとえば、神社の瑞垣などに刻まれている奉納者名などを見ていて、著名人の名前などを見つけたりすると、おや?と思ったりしませんか。それなんかも石碑へのアプローチの一種だと思います。

一つ、具体例をあげるとすれば、こんな感じです。
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この写真は太秦の三吉稲荷の奉納瑞垣ですが、記されている名前を見ると、入江たか子や常盤操子といったものが見られます。ほかの人はよくわかりませんが、たぶん同時代の映画人でしょう。同じ境内には大河内伝次郎の名前を見つけることもできるので、さすが太秦と感心してしまいます。

ちなみに、この三吉稲荷はマキノ省三の顕彰碑が置かれていることでも知られています。映画人が奉納をしているのも、たぶんその縁からでしょう。



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小野篁墓所の石碑 [よもやま話]

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堀川北大路を下ったところにある紫式部墓所ですが、桜がいい雰囲気に咲くことで目を付けていました。昨日、ちょうどいい折だったので訪れてみたところ、近くに小野篁の墓もあることに気づいたわけですが、小野公墓の謂われを記した碑文がなにやら面白そうな気配・・・

実は小野篁墓が紫式部墓所と同じ場所にあること自体は知っていましたが、碑文があることは知りませんでした。それで、軽く眺めてみるとお話は江戸時代のことを語っているような雰囲気です。小野篁ですから、平安時代は嵯峨天皇の御代の云々となっていたのなら、さほどの注意は引かなかったでしょう。ところが、平安時代の話をするのではなく、慶應四年になんやらかんやらというふうになっている次第。

というわけで、じっくり解読せねば(石碑の碑文ですから漢文です!)と考えて、とりあえず写真だけ撮って帰ってきました。

無事解読できた際には、このブログで報告しますので、しばらくお待ちください(もし手に負えないようならスタッフの誰かに投げて処理してもらいます)。


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植物園ネタ、もうひとつ [よもやま話]

桜が話題の中心となる季節ですけど、他の花も元気になってます。でも同じ花が一面に咲いているところをカメラで切り取ってみると、何か不気味に見えなくもないですね。

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