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七種山 [よもやま話]

 播州シリーズばかり続けていてはアレなんで、しんがり役として七種山にご登場してもらいましょう。眺望という点でいえば、行程の途中で展望が開けるスポットもありますが、山頂からの眺めは笠形山や三室山には及びませんし、山麓から山を眺めたときの存在感という点でいえば明神山の方が一枚上手でしょう。また標高を持ちだしたところで、関西一円の標準レベルから抜きんでているわけでもない、となると七種の魅力はなんだろうとなってしまいます。

ガイドブックのように、山名やコースがカタログ風に示されているものを前にして、ここに載っているのを全部やっつけてやろうといった形でのアプローチもあるかとは思いますが、他の山にはない、この山の魅力というものを考えてみたいものです。

 そんな観点から七種山をみると、「バランス感」という言葉が浮かんできます。一つひとつの要素は、ナンバーワンを主張できるほどではないんですけど、一応、全部揃っている?といえばいいんでしょうか、七種山の標準的なハイキングコースをぐるりとまわってくるだけで、山歩きに伴ういろいろな楽しみをあたかた堪能できるという仕掛けになっているわけです。

 たとえば、スタート地点にある「七種の滝」、山頂からのくだりでのフォレストウォーク、ゴール直前に登場する露岩帯「馬の背」などなど、いわば二級品ながら全部が揃っているといった感じになっています。
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ハイキングコースにはいる前に登場する七種の滝

 今シーズンでご案内しているプランの中には、七種山のプランは入ってはいませんが、けっこう面白い場所であるにはちがいありません。ご興味のある方は、ご自分で計画を作ってみてはいかがでしょうか。


WEBサイトもごらんください。http://kyoto-cruise.sakura.ne.jp/




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