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街なかの「丘」 [よもやま話]

京都は盆地っていいますけど、市域に顕著なもりあがり、つまり「丘」がないわけではありません。大文字山や京都タワーのような高いところから俯瞰するとよくわかりますが、太秦の双岡(ならびがおか)と洛東の神楽岡(かぐらおか)などです。

双岡は山域がぽっこりしていて、よく目立ちます。それに比べると神楽岡の方はエリア全体が「丘」であって宅地開発も進んでいるので目立ちませんが、「丘」であるには変わりません。それがよくわかるのは、今出川通りからの上り坂でしょう。南側の斜面は黒谷さんこと金戒光明寺の境内になっていて、山門から本堂へ向かうのがひたすら上り坂になっていることを思えば、頷けるのではないでしょうか。

人力によらない移動手段がもっぱらになっている現代ですから、意識には上りづらいところはあります。でも、もともとの地形を想像しながら足で歩いてみるのも面白いのではないでしょうか。


「京都クルーズ・ザ・プロフェクト」のWEBサイトもご覧ください。
http://kyoto-cruise.sakura.ne.jp/







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