大台ヶ原 [よもやま話]
大台ヶ原の写真を探していて、どうも今ひとつとの手応えになったのは、たぶんにどれもこれも「いかにも大台ヶ原」という範囲内に留まっているからではないかと思います。大台ヶ原であることが分かると同時に、写真として印象的かどうかを問われると、なかなか両立しがたいというか、大台ヶ原のイメージ……空の青と白骨樹の白のコントラスト、そんなイメージが強くなっており、その線に沿ったものになると新鮮味が怪しくなってきます。
写真の自立性をいうのなら1枚で見映えのするものもいくらかはありますが、その手の写真を取りあげると今度は「それって大台ヶ原なの?」という問いかけが頭をもたげてくるわけでして……。
イメージが確立されすぎていると、往々にしてこういうジレンマに陥ってしまうことはないでしょうか。京都の祭として名高い祇園祭の山鉾巡行にしても、葵祭の路頭の儀にしても、あるいは時代祭の仮装行列(もとい、風俗行列と言い直しておきましょう!)にしても、いかにもそれらしい写真であると同時に、写真それだけで見映えのあるものというのは案外少なかったりします。
「京都クルーズ・ザ・プロフェクト」のWEBサイトもご覧ください。
http://kyoto-cruise.sakura.ne.jp/
写真の自立性をいうのなら1枚で見映えのするものもいくらかはありますが、その手の写真を取りあげると今度は「それって大台ヶ原なの?」という問いかけが頭をもたげてくるわけでして……。
イメージが確立されすぎていると、往々にしてこういうジレンマに陥ってしまうことはないでしょうか。京都の祭として名高い祇園祭の山鉾巡行にしても、葵祭の路頭の儀にしても、あるいは時代祭の仮装行列(もとい、風俗行列と言い直しておきましょう!)にしても、いかにもそれらしい写真であると同時に、写真それだけで見映えのあるものというのは案外少なかったりします。
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2015-09-19 09:00
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