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1937年の12月13日 [よもやま話]

ADVENTAR.orgの「××年前の今日」では、誰も埋めに来なかった日については、年表の類いから適宜、記事を抜き出しているのですが、12/13はいろいろとデリケートな模様。


端的にいえば「南京大虐殺」をどう扱うかという問題です。「南京大虐殺」という言葉を使う時点で片方の立場に与しているわけですし、かと言って「南京事件」と言い直すとなれば、それはそれで大虐殺否定派の主張に依拠していると見なされます。肯定否定どの立場に拠ったとしても政治的プロパガンダ色が濃いものとされてしまいます。そうした、いま現在の政治的な思惑が絡んでくるため、1937年の12月に南京でおきた出来事に関しては、冷静な議論がなかなかできないというのが実情です。

「××年前の今日」での扱いに限定していえば、依拠するデータとして「日録20世紀」という講談社刊行の冊子名を挙げたうえで、「中華方面軍、南京占領(10日に総攻撃開始、17日入城式。南京大虐殺起こる)」としています。たったこれだけの引用に対しても、あるいは非難されるかも知れません。あれはアウシュビッツに匹敵する蛮行という片方の主張を鵜呑みにするわけにはいきませんが、「南京大虐殺」なる言葉を使っただけで目くじらを立てられるのだとすれば、そういう方とは議論も難しいのではないでしょうか。



「京都クルーズ・ザ・プロフェクト」のWEBサイトもご覧ください。
http://kyoto-cruise.sakura.ne.jp/







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